E-Vision・Japanとは

♦非営利活動法人イービジョン・ジャパンは

アフリカのエチオピアで4つのポイントの達成を目指し、2018年5月に設立されました

手に入るものを使った教材を開発し、小中学校に提供

生徒実験用教材で、授業研究やセミナー開催

草の根の理数科教員サークルづくり

教材作成で雇用を創出

  • Sense of Wonder (Photosynthesis)

イービジョン(EVision)という名称は、この取り組みをともに担う先頭に立っているエチオピアの方がNGOの名称に「Vision(心に描く未来図)という言葉をぜひ入れたい」という一言からきています。

未来の社会を見据えて、未来をになう子どもたちを育くむ取り組みです。具体的には、エチオピア(Ethiopia) の地で理数科教育(Education)を通した活動です。

エチオピアでの理数科教育では、黒板とチョークだけの授業ではなく、地元で手に入るもので製作した教材・器具を使った授業を行うことが推奨はされていますが、生徒実験を通して生徒自身が探求する授業にまでは至ってはいません

その理由の一つは、理数科教育教材を輸入やドネーションに依存している状況があり、生徒実験に必要な数を揃えることが難しいためです。

このことから、エチオピア国内で手に入るものを可能な限り使って教材を開発(物づくり)し、小中学校に提供していきます。

教材を提供するだけでは持続可能な理数科教育の改善はすすみません。生徒実験ができる教材を使った授業研究や教員対象のセミナーを開催することで、生徒実験を行う中での子どもの成長の手掛かりをエチオピアの先生方が発見することを大切にしていきます。

日本の理数科教育を下支えしてきたような草の根の理数科教員サークルを、エチオピアの先生方が設立し運営していくことを支援していきます。

教材開発を大量に行っていくうえで、エチオピアでの人々の雇用の場を提供する効果も意識し、エチオピア人の手による物づくりの発展をも目指しています。

  • Experiment "Distillation"
ロゴマークには、E-VisionのeとVをあしらっていますが、子どもが理数科教育の実験・実習を通して眼を輝かせている、自然界の美しさに感動する(Sense of Wonder)場面を表現しています。

イービジョン・ジャパンの設立と合わせ、エチオピアでのエチオピア人によるE-VisionのNGOを2018年3月に認証を受けています。
E-VisionとE-Vision・Japanとがともに手を携えて取り組んでいます。

E-VisionがエチオピアNGOとして承認された許可証 E-Vision・Japanの履歴事項全部証明書